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映像制作

J ーWAVEのラジオ番組「レディオサカモト」のオーディションで、

​映像作品「Before Words 20190911」が入選しました。

放送内で坂本龍一さん、ユザーンさん、長嶋りかこさんから

講評をいただきました。(褒めるの2割・苦言8割?)

応募約300作品の中からの10作品に選ばれたそうで、とても嬉しかったです。

入選作発表ページ

https://www.j-wave.co.jp/original/radiosakamoto/audition/free_nominees-84.htm

【作品解説】

 

私の娘が小さくまだ言葉を覚えていない頃、いろんな声や言葉の様な響きを発しているのを聞いて、

とても面白いと感じました。それらを録音したものと、

動く抽象画を合わせて映像にしてみたいと思ったのが始まりです。

他には台風の日に録音した風の音や、お風呂に入っている時に、

水滴のポタポタという音が音階に聞こえた音に映像を付けています。

また、友人がドラムを叩いている映像をスクラッチしています。

 

言語が生まれるより前に、アートは存在したと思います。

アートという概念がなくとも、誰かに何かを伝えるために洞窟に絵を描いたり、音を鳴らしたり。

星を眺めたり、風の音に耳をすませたり。

そんな言葉が生まれる以前に思いを馳せて、身の回りの音や映像で作品を作りました。

「Before Words」(2018)

先日のライブ映像を編集して約9分の映像作品を作りました。

Guitar ・ VJ 山本鷹生

Dance 横山彰乃
http://www.yokoyamanaa.com/

​Drum ・ Keyborad 高橋 進
http://kilinkikou.com/

2018.9/21 Next Sunday (Tokyo/Asagaya)

インディシジョンのMV「Floating Girl」を制作しました。

 

歪んだギターの音がかっこいい、メランコリックな曲です。

 

「Floating Girl」は直訳すると「浮遊する女の子」。

 

絵を描くのが好きな女の子が出てきます。

 

浮遊しているのは女の子の想像力。

 

母は想像力豊かな娘を愛おしく思いながら、ちょっと心配している。

そんなイメージの映像です。

​(2018年)

floatinggirl_MVイメージ001.jpg
MV イメージ
floatinggirl_MVイメージ002.jpg
floatinggirl_MVイメージ003.jpg

今回、実写映像と自分の絵を合成した。

Floating Girl.jpg
IMG_0347.JPG

​同バンドのアルバムデザインやアートワークもした。

インディシジョンはメランコリックなオルタナティブ・ロックバンド。

かっこいいのでぜひ下記URLで視聴してみてください。

1st album「 12-16 」 2018年2月7日リリース
1,852yen(tax out)/ IDCS-00001
Amazon:http://amzn.asia/fGZ1lpl

iTunes:https://itunes.apple.com/jp/album/12-...
amazon MP3:https://www.amazon.co.jp/dp/B01LZ2VN5K

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インディシジョン
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WEB Site:https://www.tunecore.co.jp/artist/ind...
Facebook:https://www.facebook.com/INDECISION.j...

p04_p05_Booklet_Inside.jpg

MV

ペンネンネンネンネン・ネネムズ

​「南浦和の恋人」(2016)

ペンネンネンネンネン・ネネムズの2ndアルバム「whim」より、
「南浦和の恋人」のMVを制作。公開されました!

 

特別な特徴のない町「南浦和」を舞台に、
「最高にかわいい女の子=記憶の中の女の子」をテーマとして作りました。
見てね!

ペンネンネンネンネン・ネネムズ、とても素敵なサウンドです。

気に入ってくれたらぜひアルバムを買ってくださいね!!


2nd album 「 whim 」
2016年9月14日リリース
1,800yen(tax out) / PNNR-0004
特設サイト:http://whimxxx.tumblr.com/

 

Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B01IHN65BY
TOWER RECORDS:http://tower.jp/item/4312541/whim
HMV:http://www.hmv.co.jp/product/detail/7...

僕はこの表情が気に入っている。

何か言いたげな感じ。

出演は「いやいやえん」というバンドのベース、

ささきさきさん。

「いやいやえん」もとても面白くて素敵です。

いやいやえん「ぱんつのうた」MV(youtube)

https://www.youtube.com/watch?v=ZYP5krjwOR4

今回、映像の質感を出すためにとても手間のかかる手法にチャレンジしてみました。

まじで大変だった。

 

今回のテーマが「どこにでもありそうな街を舞台に、

最高に可愛い女の子=記憶の中の女の子を撮る」でした。

記憶の曖昧さを映像で出そうと思い、

そのためにあえて画質を劣化させて色や境界線、奥行きをぼやかしたのです。

どうやって?

 

撮影し編集します。(この時点で通常の1本完成している・・)

そしてそれを1フレームづつに静止画像として書き出します。

動画は1秒間に24フレームの静止画から成り立っていますので、

本作3分半で5040フレーム。3フレームに1枚、約1700枚をプリントアウト。

それをスキャン。それをソフト上で並べ直す。意味伝わるかな?

言葉で言うのはすごい楽・・

 

プリンターのインク切れで不思議な色合いになってしまったものもそのままスキャン。

思いつきで紙の裏からスキャン。

 

「紙でプリントアウト」を間に挟むことで画質の劣化が起こるのですが、

面白い質感になったんじゃないかなと。

デジタルの中にアナログを挟み込んでみたかった。

 

見る人は映像の質感なんて特に意識しないでしょうけど、

無意識に働きかけるような印象の部分でこだわってみたのでした。

一番最初の編集の前にテストでラストカットをこの手法で試してみたのだけど

「いける!」と確信した。

 

こんなに大変だったのに3分半で見終っちゃうんだぜ・・?

撮影計画書。

今回は絵コンテ等で事前にカットを細かく固めなかった。

プリント→スキャン→再編集の手法をやる中で、

いろいろ面白いものが出てくる気がして、

​その中でカットを決めていこうと思ったからだ。

​今回はじめて自分のスタジオロゴを作成。

​4歳の娘が描いてくれた僕の姿に山とロゴを加えた。

MV
mayuluca 「幸福の花びら」(2016)

シンガーソングライター mayulucaさんの3枚目のアルバム、

『幸福の花びら』からタイトルナンバーのMVを制作。

 

mayulucaさんのライブシーンは東京の阿佐ヶ谷、Bar「トリアエズ」。

そこでミュージシャンのノラオンナさんが企画している、

「アサガヤノラの物語」で撮影させてもらった。

 

このMVのトップ画にもなっている、mayulucaさんが遠くを見ているようなカット、

実はふなっしーが南極に行くDVDを見ているところ。

とてもそうは見えないでしょ?

ノラオンナさんはすごく「ふなっしー」が好きで、

おすすめのDVDをみんなで見ている時にこっそり撮ったのだった。

 

ちょうどコスモスの開花時期だったこともあり、

東京の昭和記念公園と長崎県五島列島の福江島で花の撮影をした。

福江島の魚津ヶ崎公園という西海国立公園なのだが、

コスモスと海と灯台がポツンというかなり珍しいロケーションに興奮した。

 

アルバム詳細はこちら
http://mayuluca.blog119.fc2.com/blog-entry-901.html

 

Amazon
http://www.amazon.co.jp/mayuluca/s?ie=UTF8&keywords=mayuluca&rh=i%3Aaps%2Ck%3Amayuluca&page=1

五島の高浜。日本で一番美しい浜に選ばれたこともある。

男ひとりで花を撮影しながら、見知らぬカップルに写真を撮ってもらう僕。

MV
ペンネンネンネンネン・ネネムズ
「東京の夜はネオンサインがいっぱいだから独りで歩いていてもなんか楽しい」
ペンネンネンネンネン・ネネムズ ,東京の夜はネオンサインがいっぱいだから独りで歩いていてもなんか楽しい

長いバンド名の長いタイトルのMVを制作。2014年3月、13曲入

り1stフルアルバムを全国リリースした際に公開された。

東京を中心に活動するロックバンドで、ふわふわと浮遊する楽

曲に、うねりのあるサウンドが奇妙に融合し、独特の存在感を醸し出している。バンド名の由来は宮沢賢治の童話『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』。とっても素敵なバンドです。

ペンネンネンネンネン・ネネムズ ,東京の夜はネオンサインがいっぱいだから独りで歩いていてもなんか楽しい,ステッカー
ペンネンネンネンネン・ネネムズ ,東京の夜はネオンサインがいっぱいだから独りで歩いていてもなんか楽しい,ステッカー

美術セットがステッカーにもなりました。

写真右の男性はペネムズの藤井くん。

「手づくり」な感じのMVにしたいなぁと思い、「そうだ、手にしよう!」と着想。

絵コンテを描き、ステージのセットを作った。

機材類は紙粘土で。ステージ背面にはクリスマスツリーの電飾が埋め込まれていて、

さらにバンド名の由来の宮沢賢治にちなんで「銀河鉄道」が描かれている。

そして当時2歳の娘にからまれながら、白い手袋に色を塗って衣装を作成。

 

ロケハンは新宿。一番新宿の繁華街側を走る電車を確認。ネオンの撮影。

偶然、ロボットレストランのトラックが目の前で止まってくれてラッキーだった。

新宿ロケは神の口くんと藤井くんが出演。夏の暑い夜だった。

なぜかプリクラを撮ることになって、最後の方のカットでけっこう使われた。

 

曲の「都会が心を開いてくれているような感じ」を出したいと思い、

愛嬌のあるロボットや、むき出しの8mm映写機を出してみた。

8mmフィルムのアニメーションは僕が学生時代に撮ったもの。

途中に出てくるレコードはラベルが隠されているけど、歌詞にも出てくるビートルズの「ラバーソウル」

 

最後の撮影はメンバー全員で。

不安定な態勢でみんな手がつりそうになっていた。特にドラムのふっくんが。

ペネムズスタッフのまるさんとbutajiくんが照明等を手伝ってくれた。

どうもありがとう!!!

 

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MV  ペンネンネンネンネン・ネネムズ 「ストラトキャスター」
ペンネンネンネンネン・ネネムズ ,ストラトキャスター,浮き雲

ペネムズのMV第2弾。2014年11月、ライブ会場限定発売の2曲

入り2nd EP「ストラトキャスター / 浮き雲」を発表した際に公開。

東京を中心に活動するロックバンドで、ふわふわと浮遊する楽

曲に、うねりのあるサウンドが奇妙に融合し、独特の存在感を醸

し出している。バンド名の由来は宮沢賢治の童話『ペンネンネン

ネンネン・ネネムの伝記』。とっても素敵なバンドです。

 

ペンネンネンネンネン・ネネムズ HP
http://www.pen-nenems.com/

アキ・カウリスマキというフィンランドの映画監督がいる。

僕も、ペネムズの藤井くんと神ノ口くんもとても好きだということで、

カウリスマキ風の映像を作ろうということになった。

ただ、カウリスマキ風なだけでは面白くないので、カウリスマキ作品にちなんだシーンをちりばめてみた。

 

出演者には僕が参加するバンドのボーカリスト頭金愛子さんが、

カティ・オウティネン(カウリスマキ作品の常連の女優)的な役で出演。

また、友人で俳優の上田晃之くんが、マッティ・ペロンパー(カウリスマキ作品の常連の俳優)的な約で出演。

二人ともカウリスマキが好きだ。

 

他にもフィンランド人にも見てもらいたいと歌詞のフィンランド語訳を人にお願いし、載せてみた。

まさかのカウリスマキ監督が見てくれたらいいなぁ。

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曲の映像は4分弱なのだが、後半6分は4名による「おすすめのカウリスマキ作品」というコメント集になっている。

ちなみに、カウリスマキ作品にちなんだシーンは以下の通り。

 

※1 レコード:カウリスマキ作品には良くレコードが登場します。

 

※2 赤いポット:カウリスマキは小津安二郎に大きな影響を受けたそうです。

    インタビューでそのことを語る時、赤いポットを持っていました。

    また、赤いものを画面に配置するのも小津の影響だそうです。

 

※3 ギターを立てて倒れている男:「レニングラード・カウボーイズ」のファーストカットです。

 

※4 アヒルの人形がいろんな作品で出てきます。「白い花びら」など。

 

※5 マッティー・ペロンパーの写真:「過去のない男」で出てきます。

    本当はマッティー・ペロンパーを主演にしたかったのでしょう。

    亡くなってしまったことから追悼の意を込めて写真を飾っているのだと思います。

    「浮き雲」に出てくる夫妻の亡くなった子どもの写真はマッティー・ペロンパーの子どもの頃の写真だそうです。

 

※6 そっけない花:いろんな作品で豪華ではない花が出てきます。「ル・アーブルの靴磨き」など。

 

※7 並んで座るふたり:カウリスマキ作品に出てくる「ただ黙って座るふたり」はとても愛らしい。

 

※8 小さく等分されたサンドイッチ:「愛しのタチアナ」に出てきます。

 

映像作品
「Beat Poet Test 20150202」(2015年)

VJ用の映像素材を作ろうと思ってあれこれしていたところ脱線。

シンセの音と組み合わせてみたら面白かった。

深夜、ひとりでテンションが上がり、笑いながら作っていた。

一部、当時3歳の娘が描いた絵もまじっている。

これは言葉のない詩だと自分では思っている。

映像作品
「ダレノモノデモナイシ -Dance in the poets-」(2015年)

詩の朗読イベントにおいて、

即興のダンスと演奏を見た人たちがイメージを膨らませて詩を書き、

それぞれの方に朗読してもらいました。

そしてダンスと詩の朗読の映像を編集し、ひとつの作品としてまとめたものです。

ダンスを詩でスケッチする試みです。

 

「ダレノモノデモナイシ」というタイトルは、

ほとんどの詩が個人によって作られるものである中、

「その場にいるみんなで誰のものでもない詩を作ろう」という意味でつけられました。

編集含めて3日間という短い時間の中で瞬発力をもって完成しました。

 

ダンス  Minae Omi
サウンド  Tomohiro Sakurai
撮影・編集  Takao Yamamoto

企画 Akiyuki Ueda / Takao Yamamoto

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