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街の入口
- 山本鷹生
- 2014年3月10日
- 読了時間: 1分

街には入口がある。 それは最寄駅の改札や「○○町へようこそ」というアーチのことではなく。
昨日は僕の住む町、飯能で「震災復興元気市」というイベントがあった。 あんなにたくさんの人が飯能にいるのは初めて見た。 僕がベースで参加しているバンド「つきのうみ」は飯能銀座通り商店街の駐車場で演奏をした。 トラックの荷台で。揺れる揺れる(笑) そしてライブが終わった昨日の夜、ちょっと変わった手紙を受け取った。 差出人は町。 町と言っても市役所とかそういうことじゃないよ。
いつも生活をしている風景の中で演奏をするのは不思議な感じだった。 そこにバンドメンバーや友人たち、妻や娘や妹がいるというのも新鮮だった。 飯能に引っ越してきて4ヶ月くらいなんだけど、昨夜初めて「町が迎えてくれた」と感じた。 手紙というのはそれのこと。 僕は妹からよく手紙をもらうのだけど、ほとんど返せていない。
春は美しい。 春はうきうきする。 春は少し寂しい。 時々、ここにいない人のことも考える。 彼らからすればいないのは僕の方だ。
そういった気持ちが混じりあって2mmくらい浮いているような心持ち。 へっくしょん!
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